天才の発想 1歳3ヵ月

ちょっと前にニュースで、
認証保育園への入園予約制度というのを読みました。

一見して「保活の一種かな~?」
くらいに思った私は甘かった。

これ、すごい効率的な保育士不足対策ですよ!
もう考えた人天才かと!

と言っても大多数の方がナンノコッチャ?だと思いますので説明します。

育休手当は子どもが1歳になるまで貰えるということもあり、
1歳までは家で見たいって人が多いです。
(手当の件を抜きにしても1歳まではまだ体力もないし
 体調も生活リズムも不安定なので妥当かなと個人的には思います。
 今思えばですが…。 )

その後は復帰すると考えると
1歳クラスへの入所希望が多い。
(地域にもよりますが首都圏は年度途中入所はまず無理)

次に、1歳になった翌年度の4月入所を狙う事になります。

1歳4月入所は激戦地帯。

なぜ激戦なのか?

0歳に入所してる子が進級するからです。

例えばリカさんが通ってる保育園は0歳児クラスは定員9名。
1歳児クラスは定員12名。
なので0歳4月で入所すれば9名の枠ですが
1歳4月は3名の枠しかありません。

なぜ枠がないのか?

小さい子ほど、多く保育士を割り当てないといけないからです。

0歳児だと子ども3名に対して保育士1人以上、
1歳児だと子ども6名に対して保育士1人以上。

現状、1歳4月だと入所できる望みが薄いので
本当はギリギリまで育休取りたいと思っていても
0歳4月に入所希望を出す人が多いのですが
保育士の人数によって受け入れできる0歳児の数は制限されてしまいます。
(だから待機児童も多い。)

1歳で入所したいのにできないから0歳で申し込む。
それによってさらに1歳入所の門が狭まる。

保育園にいつ入れるかわからないので
いつ復帰できるのかわからない。

これを一定数、入園予約を受け付けるとすると…

・復帰時期が確約できるので働く女性が就業継続しやすい
 (会社側も人員対応がしやすい)
・育休後に入園できることが決まっているので
 0歳児で預けず、1歳で預ける人が増える
 ⇒必要保育士数が多い0歳児での入所が減る!
   保育士を効率的に配置できる!

いやぁもうね、いいことだらけじゃないかと。

年度途中の入所予約の場合は
それまでの枠は一時保育として活用する想定だそうです。

ひどいと保育園の入所可否が5日前にわかるなんて状況で
会社に女性活躍推進を求められてもって部分もあったんですが
それも問題なく解消です。

このやり方だと母親も子どもも企業も◎だし
本当に必要としてる人が保育所を利用できますよね。
しかも、トータルの人員を増やさず。(←重要)

保育園不足問題は(私にとっても死活問題なので)
どうにかできないのかすごく考えたりもしたのですが
この制度が天才すぎて感動ですよ!

日本の各自治体の偉い人には早く実現して頂きたいです。

某外食企業の人事労務担当。ちょうど中学校で家庭科が男女必修化された世代(逆算禁止)のため、「女性活躍推進」の冷静と情熱の間に存在している。社内で女性社員対応の担当になった2015年に結婚・妊娠・出産。ミラクルラッキーで預け先が見つかり、産後3か月でフルタイム復帰。現在は時短勤務。…と呼ばれているが残業と出張を拒否しているだけで意外と働いている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です