デビューの日5 出産

20時。

なんと、促進剤点滴が外される。

20時に終わるってわかってたなら麻酔打たなくても耐えられたかな
と一瞬は考えたのですが、
いざ陣痛の波が来ると「やっぱ無理」。

今がきっと痛みのピークのはず。。。

それにしても、もうとっくに30分過ぎてるのに
麻酔注射が一向に効いている感じがしない。

別の助産師さんに聞くと
「30分じゃ効かない、1時間はかかるよ~」と軽く流される。

…騙された!!

「でも促進剤切ったからね、今より楽になるから。」

嘆かわしい事に結局最後まで
この麻酔注射の効果を感じる事はありませんでした。
(後で見たら注射した左腕がかなり腫れていたので
 もしかしたら、うまく刺さってなかったのかも。)

しかし、陣痛促進剤の点滴を外したインパクトは抜群。
一気に痛みの間の間隔が開いていきました。

ピーク時の痛みは変わらず、なのですが
間隔が開くだけでかなり違います。

時計なんて見る余裕もなかったので
実際はどのくらいの間隔だったかわかりませんが
既に結構子宮口開いているはずなのに
こんなに陣痛が遠のいていいのか?

もしかして「仕切りなおしてまた明日最初から」なんて言われちゃうのか?

そんなの絶対嫌だ!!!

陣痛の痛みに唸りながら悶々と考えていると
21時半、院長先生登場。

院長「いやほんと、我慢強いね!」

こんなに見苦しく、のたうち回っているのにと
自分では思っていたのですが
叫んだり暴れたりしてないのは凄い部類に入るらしい。

既に返事をする余裕すらなく
無言で内診を受ける。

院長「うん、7㎝。
   あとちょっと(赤ちゃんが)下がってきたら麻酔するからね!」

ナカイ「!!!」

7㎝と言ったら、ほぼ痛み最大ピークじゃないですか!
しかもあとちょっと?
そして今、もしかして麻酔って言った!?

ナカイ「えっ、ほんとですかぁ♪♪♪」
口を開く余裕すらなかったはずなのに、
自分でも驚くくらい弾んだ声が出てしまう(笑)

院長「うん。ただね、帝王切開にも使えるつよーい麻酔だから
   麻酔しちゃうとあとは全部こちら任せになるよ。
   吸引で出すから。
   あとちょっと。頑張って!」

意外にもかなりお産が進んでいる事と
何より「仕切り直し」にならず終わりが近づいている事に
俄然励まされました。

(続く)

某外食企業の人事労務担当。ちょうど中学校で家庭科が男女必修化された世代(逆算禁止)のため、「女性活躍推進」の冷静と情熱の間に存在している。社内で女性社員対応の担当になった2015年に結婚・妊娠・出産。ミラクルラッキーで預け先が見つかり、産後3か月でフルタイム復帰。現在は時短勤務。…と呼ばれているが残業と出張を拒否しているだけで意外と働いている。

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